<10月9日「詩を書く人のための講座」受講の皆様からいただいたご感想(抜粋)>
★夕飯の支度がなかったら1便遅らせてもっと現場を共有したかったです。
★若松英輔さんと同じ空間の畳の間で、お話しを拝聴できましたことは、とても有意義でした。
そのあとの、永瀬清子さんの貴重な映像は、人となりを知る良い機会になりました。
然も、お茶とお菓子のおもてなしのお心遣いは何ともあったかい気持ちになりました。
★先日の「詩を書く人のための講座」では本当に充実した時間を過ごすことができました。
今回、若松先生の講座を「清子の家」でお聴きできるという、素晴らしい場をつくっていただき、時間も良かったですし、
送迎もしていただけるとのことで、有難く大喜びで参加させていただきました。
若松先生の講座はオンラインなどでお聴きしていたのですが、清子の家で目の前で聴くお話は、心の響き方が全く違いました。
お話が光のように射し込んできました。
一つだけ心残りだったのは、最後にお礼をお伝えしたかったのですが、その時間がなかったことです。一言、感想などを書く時間、用紙などがあってもよかったかなと思いました。
★久しぶりに心が満たされる思いでした。
毎日、せわしなく肉体労働している身としては、別世界を見せていただいた気持ちになりました。
若松先生は素晴らしい方ですね!
ますます永瀬さんの詩に惹かれています。もっと読みたい、知りたいと思います。
★若松英輔さんが最初に言われた「書くことの本質」に心打たれました。
「人は真実を持って生まれている」のだから「自分の中のものを見つめなおす」ことが大事。
「本当のことは言葉にならない」けれど「どうしても言葉にならないものを他者と分かち合う」
「書きえないものを他者と見つめ合いたい」から詩を書くのだ。
などの言葉が投げかけられて、私は揺さぶられました。
けれど、一番心に残っているのは「人より抜きん出ることを目指してはだめ」ということでした。
「〈うまさ〉に自分を受け渡してはだめ。必ず凌駕されるし、そんなレベルの低いことに自分を受け渡してはだめ。」と力をこめて言われたのが印象的で、大いに反省もし、共感もしました。これだけでも、参加してよかったと思えました。
★若松英輔さんの講演内容は、(物事を突き詰めた人々が共通して至る視点として)普遍的なことを仰っていたかと思いますが、
特筆すべきは(Xでも言及しましたが)それを目の前で語る若松英輔さんの語気、言葉の継ぎ目の視線など言外の有り様であったかと思います。
物事を突き詰めた時に知りうる事は、僅かな人のみが知る真理のようなものなので、それを知り得た人がそれを語る時には、誰も見たことのない素晴らしい景色を語る時のように、聞き手に伝わっているかどうかの惑いが視線や呼吸の間合いに混じるのだと思います。それは自分が見た真理に対する誠実さの現れでもあると思うので、その瞬間その人は真に生きている人に感じられるのです。そういうものは文章ではもちろんzoomでも伺うことの難しいメッセージなので、面前でお話を伺う事ができた事で大きな気づきや感動を得ることが出来ました。
「第七回永瀬清子現代詩賞」へのご応募をお待ちしています!